みなさまは剥離フィルムをご存知でしょうか?
簡単にですが、ご説明いたします。
剥離フィルムは、工業、医療、建設、日常用品などの多くの場所で広く使用されています。
これらは製品の製造、保護、ラベル付け、広告、食品包装、建材の接着において重要な役割を果たしています。
様々な用途に対応するため、多種多様なタイプや素材が存在します。
剥離フィルムとは…
剥離フィルムは、粘着剤や塗料を保護し、乾燥や外的要因から守るためのフィルムです。
用途によって、剥がしやすいものや、耐久性の高いものがあります。
車の塗装保護から工業製品の保護まで、さまざまな場面で使われています。
離型紙(release paper)とは…
粘着面を保護し、使用するまでの間に他の物質とくっつかないようにするための紙。
セパレーターや剥離フィルムとほぼ同じ意味で使われる。
製品を使う際に剥がすことで、粘着面が露出するので、ラベル、ステッカー、医療用テープなどに幅広く使用される。
セパレーター(separator)とは…
剥離フィルムの一種で、粘着剤や接着剤の表面を保護するために使用されます。
主に、製造過程や輸送中に物質が他の物質とくっつかないようにする役割があります。
用途に応じて、紙やプラスチック、シリコンコートされたものなど、様々な素材が使われます。
タック紙とは…
片面に粘着剤が塗布された紙のこと。
通常、裏紙(セパレーター)と組み合わせて使われ、裏紙を剥がすと粘着剤が露出して、様々な面に貼ることができる。
ラベルやステッカー、封緘テープなどの製品によく使われている。
また、離型セパレーター(release)の種類には、いくつかのタイプがあります。
それぞれの種類は用途に応じて異なる特性を持っています。
主な種類としては以下のものがあります。
シリコン離型紙
一般的で多用途に使われる。シリコンコーティングが施されており、粘着剤がくっつかない。
フッ素コート離型紙
高い耐薬品性と耐熱性を持つ。特殊な用途に適している。
ワックスコート離型紙
ワックスコーティングが施されており、シリコンやフッ素よりも安価。食品包装などに使われる。
ノンシリコン離型紙
シリコンフリーの離型紙で、シリコンによる汚染を避けたい場合に使われる。例えば、製薬や食品業界での使用。
プラスチック離型フィルム
強度や透明度が求められる用途に適している。例えば、電子部品の保護など。
同じ内容でも業界や使用場所が変わると呼称も変わることがあります。
また、必要に応じて素材や塗工内容を変更し、適応するものを選択します。
ご参考になれば幸いです。
先日のブログ「エンボスフィルムの使い方(セパレーターほか)-blog-」
上記でエンボスとセパレーターについてご紹介しております。
またお手すきの際にでも、ご覧ください。
また、すぐに試せる無料サンプル等もご用意しておりますので
エンボスフィルムを試してみたい方はご連絡いただけると幸いです。
ご連絡はお問い合わせフォームよりどうぞ!
参考までに、「離型・剥離フィルム」へのページの
リンクを貼っておきます。
本日も、当ブログを読んでいただき、ありがとうございました。
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