当社はプラスチックフィルムへのエンボス加工を行っています。
エンボスによる表面の凹凸により、フィルムへデザインや機能性をつけます。
その目的は多岐にわたりますが、
最初の分類として、2つに分けるとすれば、
『意匠性』か『機能性』かに分類されるでしょう。
「意匠性」はまさしく、エンボスフィルムそのものまたは、
エンボスフィルムから別の素材へその柄を転写することで、
「柄の見た目」を付与する目的となります。
ただのフラットな表面ではイマイチ深みや面白味に欠ける時、
幾何学的な模様や木目調など、見た目の付加価値をプラスします。
そしてもう一つが、「機能性」になります。
文字通り
エンボスの凹凸が、様々な「機能を発揮する」
ということになります。
「機能のご紹介」については、こちらのページをご参照下さい。
これはもう当たり前の話かもしれませんが、今の時代、
デザインは表面の見た目だけで捉える簡単なものではありません。
エンボスに限らず、世の中には様々な機能性を満たすための
デザインが重要視されています。
「おしゃれでありながらも、そのデザインが求められている機能を発揮する」
という設計が必要というわけですね。
当社には、80種類以上の柄がございます。
また、お客様のニーズに合わせて、
新規にエンボスロールを作成することもあります。
その際は、綿密に御打ち合わせ、ヒアリングを行わせていただき、
ご要望されるニーズが何なのかをしっかりと共有明確化した上で、
ゴール(お客様が最終的に手にしたい柄)を掴み、そこから逆算した
フィルム上での凹凸形状、さらにはエンボスロールの凹凸形状を
デザインして、ロールの作成を行います。
この逆算も、エンボス素材や厚み、柄の細かさ(成形率)などで、
結果が異なってきますで、
すべてが一発で上手くいくとは限りませんが、諦めることなく、
『ロール作成』
↓
『フィルムへのテストエンボス』
↓
『ユーザー様のご評価・フィードバック』
↓
『デザインの修正』
のトライ&エラーサイクルを繰り返しながら、
満足していただけるエンボスフィルム製品のご提供を目指します。
どんな要求性能でも結構です。
私たちに一緒に考えさせていただけたら幸いです。
お気軽にお問い合わせください!
本日も、ブログを読んでいただきありがとうございました。
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