合同樹脂工業の技術紹介 素材編
当社はプラスチックフィルムへエンボス加工を行い、
表面形状の凹凸による性能の付与で、お客様の課題解決に
ご協力させていただいております。
「コーティングマット・サンドマットでは粗さが足りない」
「フィルムに樹脂をのせると引っ付いて剥がれない…」
「フィルムにデザインをつけたい…」
「フィルムへの光の映り込みを軽減したい… 」
などなど、ご使用中のフィルムに課題はございませんか?
(課題からお探しの方はこちら )
またその課題が発生しているフィルム素材自体も多種多様かと思います。
当社ハードエンボス加工は、2軸延伸PETやポリイミドのような高剛性の素材をはじめ、
フッ素フィルム、ポリカフィルム、PENフィルム、PBTフィルム、OPP、CPP、アクリルフィルムなどにも豊富な加工実績がございます。
また、サンドマットフィルム、マットコートフィルム、蒸着フィルム、各種印刷やコーティングがされたフィルム、離型処理フィルム、練り込み基材といった各種処理がされたフィルムにも加工してまいりました。
以下では、弊社がこれまで加工させていただいた素材の一部をご紹介いたします。
↑上記は加工しているPETフィルム(2軸延伸PET)へエンボス加工を行ったフィルムの写真となります。
強靭な2軸延伸PETを素材としてエンボス加工を施すことで、立体的かつダイナミックな形状を表現可能です。
延伸PETはガスバリア性や耐薬品性にも優れており、エンボスPETフィルムは工程用のキャリアフィルムやセパレーターとしてもご使用いただけます。
↑上記はポリイミドフィルムへ氷砕柄をエンボス加工した製品になります。
当フィルムは航空宇宙用の断熱材料として使用されておりました。
エンボス加工による大きな凹凸が空間層を付与することで、断熱性とフィルムの使用枚数削減を実現しました。
↑上記はポリカフィルムへをマット柄をエンボス加工した製品になります。
屋外などで使用される用途にて対候性が必要な場合、ポリカフィルムをご選択されることがございます。
↑上記はPENフィルムへを微細な格子柄をエンボス加工した製品になります。
高耐熱やマイナス温度域、低熱収縮などでの環境でご使用される際は、PENフィルムを使用したエンボスフィルムをご提案することがございます。
↑印刷、蒸着、コーティング、練り込みマットなどの各種処理がされた基材へエンボス加工することも可能です。
表面の印象や触感を+αすることで基材自体の付加価値を高めます。
印刷やコーティング後の表面装飾に加え、
離型処理や練り込み基材、アルミ蒸着などの蒸着品へのアフターエンボスも可能です。
離型処理基材へのエンボス加工による効果はこちら
↑複層品(3層構造)フィルムへマット柄をエンボス加工した製品になります。
PETとPEとの複層フィルムにエンボス加工することで、裏面フラットを実現することができます。
↑OPPフィルムへエンボス加工した製品になります。
皮目を加工し、柔らかい質感をフィルムへ付与しております。
このフィルムを樹脂に転写することで、合成皮革のような質感を実現できます。
↑CPPフィルムへダイヤ柄をエンボス加工した製品になります。
ダイヤ柄を加工することで基材と対象物の接触面積を低下し、工程用のセパレータ―としてご使用いただけます。
豊富な加工実績を活かし、どのような基材であっても可能な限りお力添えいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
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