エンボスしぼに求める耐熱性に応じた当社エンボス4工法ご紹介-blog

皆様こんにちは。

今日も、当社のホームページおよび、ブログへお越しいただき、
ありがとうございます。

2軸延伸ポリエステルフィルムに施されたエンボスに関しまして、
ひとつ、皆様にご存じいただきたい特性が御座います。

それは、エンボスのしぼが持つ「耐熱性」になります。

ポリエステルフィルム自体は、融点260℃近い耐熱性がありますが、
それとは別の、エンボスのしぼ自体が持つ「耐熱性」です。


具体的に申しますと、
当社通常加工法にて2軸延伸ポリエステルフィルムに
エンボスされたしぼの場合、
基材の厚みや柄の形状にもよりますが、
概ね80℃程度以上の温度がかかると、
柄がフラットに戻ろうとしはじめる性質
がございます。

よって、高温度条件下でエンボスフィルムをご使用されたい場合、
通常加工ではしぼが無くなってしまう可能性が有ります。


そこで、当社では、長年の研究により独自のオリジナル工法を開発し、
求められるしぼの耐熱性に応じた、4つのエンボス工法にてご提案いたします。

①通常加工
②耐熱加工
③120℃耐熱タイプ
④180℃耐熱タイプ


4工法それぞれで、強みが発揮できる使用場面が異なります。
参考資料として、下の表をご覧ください。

エンボス後の初期厚み(柄の形状)は、
(A)通常工法 > (B)耐熱工法 > (C)120℃耐熱型 > (D)180℃耐熱型

となりますが、ご使用時の熱負荷によるしぼの保持力については、

(D)180℃耐熱型 > (C)120℃耐熱型 >(B)耐熱工法 >(A)通常工法

となります。
(C)の120℃や、(D)の180℃は、概ねその温度でのご使用を
想定しているとお考え下さい。

各工法それぞれの当社加工スピード、生産性等も変わってきますので
ご提供価格も差が生じますが、まずはご相談いただき、
お客様のニーズに合わせて最適な工法をご提案いたしますので、
まずは少量からでもご評価いただければと存じます。

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お気軽にどうぞ。

本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました。

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