表面粗さの向上
エンボスの形状でRa1.0以上のマット効果で表面粗さを向上!
突然ですが、ご使用のフィルムに関してこのようなことでお悩みではございませんか?
「Ra1.0以上の表面粗さが欲しい」
「フラットフィルムは光沢が強すぎる…」
「コーティングマット・サンドマットでは粗さが足りない…」
「残さの影響がない物が欲しい…」
上記の課題に対し、エンボスフィルムは活躍します。
エンボスでフィルム表面にマット柄や梨地柄をつけることでフィルム表面を【粗面化】することが可能です。その粗面化されたフィルム表面により、フィルムへ滑り性や密着防止の効果を付与することが可能になります。
また、エンボス加工は【Ra1.0以上】の表面粗さを出すことも可能であり、粗めの表面粗さが欲しいといったご要望に対しご対応可能です。
当社のエンボス加工は表面粗さ(Ra)0.8μ~4.0μ程度の粗さの調整が可能です。
※上記表は参考値となります。
細かいマット柄から粗い梨地柄まで幅広いラインナップがございます。
※マット柄についてはこちらをご覧ください
当社は80種類を超えるエンボスロールを所有しており、 お客様ご希望の性能や課題解決に向けて、最適な柄を選択して頂けます。
※ご希望の版や形状が無い場合は新版作成の設計から承ります。
当社のエンボス加工は2軸延伸PETなど高剛性や高耐熱の素材をエンボス加工することが可能です。
マットコート基材や練り込みマット基材などを使用することで細かいマットフィルムへ大きなマットや梨地を付与することが可能です。意匠性の付与として樹脂転写などにて使用できます。
その他、サンドマットフィルムや印刷基材、ハードコート基材との組み合わせもご対応が可能です。
当社のエンボス加工はフィルムを熱で柔らかくし、金型を押し当てて凹凸を成形する物理的な加工のため、添加物等一切使用しない、ケミカルフリーな加工法です。そのためエンボス加工は残渣が発生しないフィルムの作成が可能です。
マットエンボスフィルムは樹脂転写用としてご使用可能です。熱硬化型の樹脂表面などにマットエンボスフィルムをあわせて硬化し、形状転写をすることで、表面に高級感のあるマット感を付与することが可能です。また表面形状により、樹脂へ耐傷性能や防指紋の効果も付与することが可能になります。
樹脂転写用についてはこちらでも紹介しております。
エンボス加工の凹凸により、フィルムの表面積の増加をすることで対象物との接触面積を低下させることが可能です。
接触面積が減少することで、物体同士が過度に密着することを防ぎます。 これにより、製品の取り扱いや輸送時におけるトラブルを軽減することができます。
マットエンボスフィルムはウィンドウフィルムとしてご使用可能です。フィルム表面のマット形状がすりガラス調のイメージを付与し、視認防止性能を発揮します。
#表面粗さ #コーティング #マットフィルム #ケミカルフリー #エンボス