ケミカルフリー
昨今、プラスチックを取り巻く環境は大きく変化しており、
プラスチックは安価さと利便性から需要が高まり、生産ペースは高まる一方、
近年、原油の有限性やゴミが地球環境やSDGsの観点から問題視されており、
私たちはプラスチックの再利用や有効利用など、真摯に取組む事が課題となっています。
エンボス加工には物理的な加工であることから
下記のような環境に関する3つの強みが御座います。
1.ケミカルフリー工法でマテリアルリサイクル!
2.全面加工で白場無し、有効巾のロスを軽減
3.ロールtoロールで廃棄ロス軽減!
上記のように、当社エンボス加工には3つの環境に関する強みがあり、
製品寿命の向上、ノンケミカルの側面から環境への配慮を行っております。
1.ケミカルフリー工法でマテリアルリサイクル!
当社のエンボス加工は添加物などは一切不使用のため
フィルムそのままで素材としてのリサイクルが可能です。
昨今、マテリアルリサイクル(廃棄物を新たな製品の原料として再利用する方法)が
プラスチック、フィルムでは推進されているのですが、
その中にはリサイクルが困難なものや、
分類・仕分けに時間がかかるものもあります。
例えば塗工されたフィルムにはコーティングが付いているため、
そのフィルムをマテリアルリサイクルするには、
まずは回収されたフィルムを洗浄して異物を取り除くことが必要です。
次いでそれを粉砕してフレーク状にし、再利用原料として新たな製品を製造します。
当社のエンボス加工は無添加かつ素材の能力を活かした加工となっており
例えば離型能力が高い素材を選択し剥離性の高いエンボス形状を賦形することで
無添加なセパレーターを作ることも可能になります。
また、エンボスフィルムは無添加製品であるため、
ケミカルフリー工法が好まれる精密機器などの用途でご使用されています。
2.全面加工で白場無し、有効巾のロスを軽減
当社所有の加工機は最大1700mm巾の基材を加工することが出来ます。
また、その基材の端部までエンボス形状を賦形することが可能であり
両端部の白場が発生しません。エンボス加工では従来では必要なロスの
発生を抑制、削減することが可能となります。
3.ロールtoロールで廃棄ロス軽減!
当社のエンボス加工はロールtoロールでの連続成形となりますため、
平板成型や他の工法と比較し、基材ロスの削減が可能です。
量産までに加工条件の試行錯誤を行い、安定条件を掴むことで調整ロスを軽減しています。
廃棄ロスを軽減し、環境やコストに優しい設計となります。
また、当社の工法では高剛性の素材へエンボス加工することが可能なため、
柔らかい基材では実現できない剛性により製品の寿命を延ばすことができます。
その結果、プラスチック廃棄量の削減につながり、環境の負荷を軽減することが可能です。
01.素材へ無添加加工で性能を付与
02.表面形状で性能向上
03.ケミカルフリーでリサイクルへ
04.加工方法の組み合わせで幅広い対応
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